私とあなた
衝動
2月22日。
…告白の日…。別れの日…。色々な想いがつまった日。
…学校…行きたくない。だって、私が学校に行って、私があなたを見ても、あなたは私に背を向けるでしょ?
もうすぐ見えないとこまで行っちゃうんでしょ?


それでも、多分あなたは幸せそうに、一歩一歩遠ざかっていくんでしょう。良かったね。頑張って。

私はあなたの背中に言うんでしょう。


ー部活の帰り道。友達と2人で歩いていた時、「今日、好きな人がある子に告るんだ~」と言った。


友達は、「まだ好きなんじゃないの?」と聞いた。「ん~。…どうかな」分かってるくせに…。自分でも答えは出てるくせに…。好きだって。


ファンキーモンキーベイビーズの゛もう君がいない゛の2番は、「まだ忘れられない。君はそこにいないのに」

本当…。あなたはそこにいないのに…私はずっと引きずって、あなたを忘れないでいる。困るよ。どうして目を閉じるとあなたが目に映るんだろう。


愛しいよ。会いたいよ。会いたい。


ー6時5分。家について即メールを見る。あなたからのメールがあった。
「やっぱり今日は告れねえー」え…。ダメ!!私は夢中でメールを打った。


「昨日あんだけ話したんだから告りなさい!!」


はやく、はやく、はやく。…きた!!!!
「告りますよ~」良かった…。


「じゃあ報告メール待ってます♪」そう送った後、すぐに親友にメールした。


メールがきたか聞くと、「来ましたよ~?てかさあ」もう…告ったんだ。頑張ったね…。

「ん?どうした?」

「なんでもない!!」

告白の事かな…?
「まさかうちの予想通り告白をされましたか?」親友はうちに話すのかな…?「そうなんすよ~」あ…言ってくれた…。


「断わったけどね!!」え…。あ…。断わったのか…。そっか…。


ごめんね。ごめんね。ごめんね。私のせいで、あなたをもっと傷つけた。
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