私とあなた
私はそのメールかきた時、すでにローソンを出て、一番家に近いコンビニの前を通りすぎたとこだった。
「今ちょうどコンビニだし。笑 やーだよ~」そう送った。もう一度は、会えないよ。


「プリンちょうだい!!」…うん。あなたに言われると何でも許す気になってしまう。


「え~普通の?」
「なめらかプリン」
え…。それじゃないとダメなの?私が引き返して入ったコンビニにはなかった。仕方なくもっと戻って7イレブンに入った。けど、プリンは無かった。


無い。無い。無い。どうしてないのお?仕方なくもっと戻って、最初に母さんのジュースを買ったローソンまで行った。

プリン…プリン…プリン…。けど、プリンは無かった。

「どこに売ってんの?!」そう送った後、送られてきたメールは…。



「うざったいなあーマジムカつくんだよ ぶつぶつ」



……え……。何?これ…。

私はビックリして、嫌われた?そう思った。何かしちゃった?怒らせた?

素直に初めから「OK」って言っとけば良かった?


もう…わけわかんないよ…。「ん?!」私はそう送ってから、どうすればいいのかわかんなくなって、放心常態で外に出た。何…??なんなの…。


怖い。これからどうなるんだろ…。それを知るのが怖い。


メールがきた。
「ごめん~独り言」 なにそれ…。独り言?ホントに?私のせいじゃない?でも、すごく心が痛い。痛いよ…。

私はドキドキしながら、「なんかプリンも買えなかったし、今日はメールやめとくね!!じゃあまたね!」送った後、私の目から無意識に涙が出た。

ダメ。泣いちゃダメ。泣いちゃダメだよ…。なのに、そう思えば思うほど、涙はいっそう多く流れた。ダメなのに…。


「そうして。今マジムカついてるから」何かが、胸の奥でつっかかる。のどに石がつまったよう。


痛い。痛い。痛い。悲しい…。

「わかった。何か怒らしてマジゴメン。じゃあ、さようなら」家に着いたが誰もいなく、椅子に座ってただ泣く私。今日は泣く日だな…。
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