私とあなた
それから毎日ではなくてもほとんどメールは続いた。これからはちゃんと友達としてメールしよう。そう決めた。そして、あなたに好きな人、大切な人ができたら、精一杯応援しよう。そう決めた。


2月16日私はある事を知ってしまった。


私は塾の後、いつも遊び友達と一緒に遊んでいた。その子は私の大切な友達。親友。


今日もその子と会う約束をしていた。でも、約束の時間になっても来ない。いつも遅刻する子だから、今日も遅刻だと思って携帯をみたら、「今から学校に来てー!」と来ていた。 学校? と思って電話をすると、「今友達と一緒なんだけど学校に来てくれる~?こっちも向かってるから~。」と言うのでいった。友達の彼氏が学校で野球をしているからそれを見たかったらしい。でもやっていなかった。仕方なく戻って遊ぶ事にした。あるマンションの前に来た頃、友達が、「あ~。あいつ好きな人諦めたって~。」と言い出した。あいつとは、あの人の事だった。「へ~。つか、好きな人いたんだ?誰~?」少し緊張しながら聞く。
「当てて~!あ~やっぱ諦めないって!!」私は少し胸が痛かった。考えて、考えて、私は、元カノ?という思いが生まれた。友達に口パクで、元カノの名前を言った。


「そうそう!!」


胸にチクッと何かが刺さった気がした。そっか…まだ好きだったんだね…。そう思ってると、「一応確認!名前言って?」


私は耳元に元カノの名前を言った。答えは…

「違~う!」


え…?ぢゃぁ…
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