andante




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目を開く。
アラームは鳴ってない。



カーテンから覗く光が少しだけ眩しい。





……やけにリアルな夢。
いや、夢ってゆうか、本当にあった事だけど。




結局、優ちゃんには気持ちは伝えられなかった。




優ちゃんは黙って行っちゃったから。



きっと、わたしの気持ちに気づいていたんだと思う。



だから優ちゃんは距離をおきたかった。
わたしを傷つけないように。





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