その瞳で舐めあげて
「お、おはようございます…」

「もしかして覚えてない?」

「全く覚えていません」


私に忍びよる。

というかもし伊澤郁箕と寝たなんて

マスコミにバレたら即効クビだ。


「し、失礼します」

「もう少しゆっくりしていけば?」

「充分ゆっくりしたので」

「マネージャー呼ぶから送らせ…」

「大丈夫です、本当に!」

慌てて家を飛び出した。

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