その瞳で舐めあげて
外人?

「初めまして、

隣に引っ越してきました。

リヨル・マクリアです」

あれ、ペラペラ。

でも名前は明らかに外国名。

「初めまして、倉田丹音です」

「突然ですが…

部屋に入れて頂けませんか?」

は?

キョトンとする私。

「ここオートロックであることを

忘れてしまって…」

「ならば管理者に連絡した方が…」

「いえ、暫くしたら来る知り合いが

キーを持っているので」

和かに笑う。

変な人じゃないし

入れてあげるか。

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