美しい翼を持った飛べない天使
「なんで家に来るんだよ」
「陰吏くんしか相談出来ないから」
青太郎にシャワーを貸して
話を聞かされる。
「“くん”付けるの気持ち悪い」
「幼馴染だからいいだろー?」
背中をバシッと叩かれる。
「お前、あんなことあった割には
元気だな」
「紫之のことは…
もう仕方ないしさ!
幼馴染もこれまでって感じ」
美翼もいずれはそうなるだろうか。
「これまでで良いのかよ」
「良い、良い!」
「その程度だったのか?
青太郎と水雪って」
「なんでムキになってんの?」
「ムキにはなってないけど」
「陰吏くんしか相談出来ないから」
青太郎にシャワーを貸して
話を聞かされる。
「“くん”付けるの気持ち悪い」
「幼馴染だからいいだろー?」
背中をバシッと叩かれる。
「お前、あんなことあった割には
元気だな」
「紫之のことは…
もう仕方ないしさ!
幼馴染もこれまでって感じ」
美翼もいずれはそうなるだろうか。
「これまでで良いのかよ」
「良い、良い!」
「その程度だったのか?
青太郎と水雪って」
「なんでムキになってんの?」
「ムキにはなってないけど」