美しい翼を持った飛べない天使
「なんで青くんついて来るのー」
「だって陰吏デートだし」
「デートって
決まった訳じゃないでしょ」
「あ、美翼さみしーんだ?」
「うるさい、青くん」
早歩きする。
「乙女の買い物に彼氏でもないんだから
ついて来ないのー!」
「まぁまぁ美翼サン」
肩を叩く。
「青くん気持ち悪いー!」
「つれないなー」
「お、青太郎くんと美翼ちゃん」
「あ、陽向さん」
「何2人もデート?」
「そんなわけないじゃないですかー」
青太郎を突き飛ばす。
「痛ってーって“も”ってやっぱり…」
「陰吏…」
「うん、あれはデートだね」
「どんな子でしたー?」
青太郎が聞く。
「大人しい子だったな…
同じ制服着ててショートヘアで…」
「もしかして…紫之?」
「あれ、知り合い?
水雪紫之ちゃんって子」
「だって陰吏デートだし」
「デートって
決まった訳じゃないでしょ」
「あ、美翼さみしーんだ?」
「うるさい、青くん」
早歩きする。
「乙女の買い物に彼氏でもないんだから
ついて来ないのー!」
「まぁまぁ美翼サン」
肩を叩く。
「青くん気持ち悪いー!」
「つれないなー」
「お、青太郎くんと美翼ちゃん」
「あ、陽向さん」
「何2人もデート?」
「そんなわけないじゃないですかー」
青太郎を突き飛ばす。
「痛ってーって“も”ってやっぱり…」
「陰吏…」
「うん、あれはデートだね」
「どんな子でしたー?」
青太郎が聞く。
「大人しい子だったな…
同じ制服着ててショートヘアで…」
「もしかして…紫之?」
「あれ、知り合い?
水雪紫之ちゃんって子」