美しい翼を持った飛べない天使
「陽向さん、止めて下さいよ!」
「何で?」
「何でって…」
「陰吏…デートじゃないよ?」
「もしかして…」
「ちょっと意地悪しちゃったかな?」
「し、信じられないです!
陰吏と青くん宥める(なだ-)の
大変なんですから!」
「こうでもしないと青太郎くん、
本気にならないよね?」
「もしかして青くん、
好きなの…?」
「見え見えだよ、紫之ちゃんも
陰吏に相談するまでになるなんて」
「青くん、陰吏も頑固だからなぁ…
宥めるの…もう無理だ」
「そのときは少しだけ、手伝うよ」
陽向と美翼は笑っていた。
「何で?」
「何でって…」
「陰吏…デートじゃないよ?」
「もしかして…」
「ちょっと意地悪しちゃったかな?」
「し、信じられないです!
陰吏と青くん宥める(なだ-)の
大変なんですから!」
「こうでもしないと青太郎くん、
本気にならないよね?」
「もしかして青くん、
好きなの…?」
「見え見えだよ、紫之ちゃんも
陰吏に相談するまでになるなんて」
「青くん、陰吏も頑固だからなぁ…
宥めるの…もう無理だ」
「そのときは少しだけ、手伝うよ」
陽向と美翼は笑っていた。