溺愛彼氏とヤンキー彼女
せっせと片付けをしていると
「なぁ、美亜」
蓮がぽそっと喋った
「龍架ちゃんの事…教えてくんない?」
私はドキリとした
『龍は大切な友達だよ、ただ、私は龍を…』
「美亜、龍架ちゃんってさ目、治ったんだよね?」
『あぁ、でも、傷は残ってる。私のせいで龍は傷ついた』
「それは、違うんじゃないかな」
いつのまにか、作業をやめた私達はむかいあった
「前、龍架ちゃんから電話がかかってきて」