溺愛彼氏とヤンキー彼女






填は姉貴を守れなかった








―――――…





『れ……ん…蓮!!起きろ』



美亜?






目が覚めると美亜と雪吹がいた







『飯食って薬飲んで寝ろ』





「美亜ちゃんがお粥作ってくれたんだよ~」





「あ゙…」




声が出せない






『無理すんな』



声が出せない俺はコクッと頷き食べ始める



「あっ俺今日、アイツの世話しないと」





雪吹はそう言って帰った




一年前に一度別れたが今は近くに住んでいる








『ほらっ、もう寝な』






また俺はコクッと頷き布団の中に入った





今度は夢を見なかった






蓮side終わり




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