溺愛彼氏とヤンキー彼女
俺の母親は俺が幼い時に亡くなった
母親が居なくなって数週間たった頃
「おい、蓮…」
父親が俺を見下ろしながら寄ってきた
「パパ、おかえりなさい…え?」
バチンっ、と何かが俺の頬に当たった
「っ…痛いよぉ…、ひっく…」
「お前なんか…てめぇは…」
父親はブツブツ言いながら俺を殴り続けた
「おにぃ…ひっく…おねぇ…、いたいよぉ」
俺が泣いていると
「親…じ?っ、なにしてんだよ!!」
填が学校から帰ってきた
「にぃちゃん…助けてぇ…うぅ…」
「黙ってろ糞がき…てめぇなん
かなぁ…」
「てめぇぇえぇ!!」
填は父親に殴りかかった