溺愛彼氏とヤンキー彼女
数分後、凄くデカイ音がした
ガッシャ―――ン!
「おにぃ、おねぇ…?」
俺はリビングに向かった
そこで、衝撃の現場を見るとも知らずに
「……待って、聞いてよ…填!!」
「るせぇ…親父、姉貴、俺はいい!!蓮の事…考えてやれよ!!あ!?」
バキッと鈍い音が響く
「ってぇな…糞ガキが!!」
興奮した親父がそばにあった瓶を投げた
すると
ガッ…
「姉貴!?」
その瓶は姉貴にあたった
「姉貴!!おい!!」
「おねぇ?」
俺は目を見開いた
そこには、下半身が丸出しの親父と服がはだけ、頭から血をながした姉貴がいた