あの真冬の奇跡は…
私は
屋上で一人
泣いていた。
辺りはもう真っ暗だ。
どうして幸希人なのだろう。
幸希人には
まだまだ、やる事だってたくさんある。
なのに、どうして
『どうして…っ!!、幸希人なの…っ?』
すると
「雪花っ!!」
『ゆき、と…?』
「もう!!心配したんだからぁ…」
なん、で…?
『心配…?
私の心配じゃなくて
自分の心配しなよっ!!
幸希人いっつも人のことばっかじゃんっ…!!ねぇ、私の前では弱音いっていいんだよっ…?』
『泣いてもいいから…?私の前で強がらないでよっ』
そう言うと幸希人は何も言わず泣き出した。
初めて見た幸希人の泣き顔。
幸希人
私ね、この日
決めたんだよ。
強くなるって
何時も幸希人に支えられてきた。
何時も、そばに居てくれたよね
だから今度は
私が幸希人を支えるよ。
屋上で一人
泣いていた。
辺りはもう真っ暗だ。
どうして幸希人なのだろう。
幸希人には
まだまだ、やる事だってたくさんある。
なのに、どうして
『どうして…っ!!、幸希人なの…っ?』
すると
「雪花っ!!」
『ゆき、と…?』
「もう!!心配したんだからぁ…」
なん、で…?
『心配…?
私の心配じゃなくて
自分の心配しなよっ!!
幸希人いっつも人のことばっかじゃんっ…!!ねぇ、私の前では弱音いっていいんだよっ…?』
『泣いてもいいから…?私の前で強がらないでよっ』
そう言うと幸希人は何も言わず泣き出した。
初めて見た幸希人の泣き顔。
幸希人
私ね、この日
決めたんだよ。
強くなるって
何時も幸希人に支えられてきた。
何時も、そばに居てくれたよね
だから今度は
私が幸希人を支えるよ。