魔法の帽子


魔遊と話していると奥から誰かがやってきた。


「おや?もしかして、遠峰様でございますか?」


格好的に執事だろう。


「はい。依頼を預かりました、遠峰 瑠美です。」


「そうですか。わざわざありがとうございます。それに、このような散らかったところを見せてしまいお恥ずかしいです」


「もしかして、原因は悪魔ですか?」


「はい……。夜になると暴れだしてしまい、このような有様に。」


悪魔が犯人なら仕方ないけど、散らかったとこにいるのはあたしもすきじゃない。


「悪魔払い、さっさと終わらしますね」


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