魔法の帽子


「嫌だ……いやだ…」


――瑠美…―――


「うぅ………!!」


「瑠美!?」


ガシっ!


勢いよく肩を捕まれてあたしは我に戻った。


また、あのときの事を思いだしちゃった………。


「お前、いきなり、どうした?」


心配そうにこちらを見る雅人。


< 57 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop