魔法の帽子


「雅人!これなんかどう…って、わっ!」


いつの間にか、後ろに雅人が立っていた。


「え、どしたの?」


「足、出せ」


足?


「ああ、あたし、自分のは自分でできるから大丈夫よ?」


「いいから。俺にやらせろ」


なんか、地味に怒ってる?


とりあえず、渋々頷いて、靴下をぬいで足をだした。


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