魔法の帽子
『おじゃましました〜♪』
「じゃーねえ!ヌー君、とーじょう!」
「ああ」
『魔遊ちゃん、また遊ぼうなあ!』
「うん!約束する!次はリアルババヌキね!」
『そんじゃ、さよなら〜』
やっと、帰った………。
ヌマを呼びにいったら、二人はトランプであそんでいた。
しかもそのトランプは魔界の物でとてもグロテスク。
中の絵が動いていて、ジョーカーなんか、絵から抜け出している。
そんな奇妙なトランプで一生懸命に神経衰弱をしていた。
いくら声をかけてもこちらに気づかない二人にいらついて、魔法でトランプを無理矢理箱に閉まったため、
本気で殺されるんじゃないかっていうぐらいの殺気で逆ギレされてしまった。