『無明の果て』
「小池、ありがとう。

麗子を参ってくれて、あいつも喜んでいると思うよ。



なぁ小池、麗子は幸せだったかなぁ。」




「あぁ、幸せだったさ。

決まってるじゃないか。」





私はそれきり 教会に出向く事なく、新しい命をアメリカで抱いた。
< 157 / 225 >

この作品をシェア

pagetop