密恋。~リスクのある恋~
*
数日後、部屋のドアを開けた瞬間、隣のドアが開いた。
ここに住み始めて1年間ではじめてのこと。
偶然なのか、仕組まれたものなのか。
逃げる暇なんかなかった。
出てきたのは一人の男。
芸能人並みのワイルドなイケメン。
正直、好みドストライクで、ドキリと心臓が跳ねた。
彼はゆっくりと腕を上げ、手をクイと動かし手招く。
「…おいで」
ニコリと笑ったその表情に私は…
吸い寄せられるように、導かれてしまった――。
*
実際会ってみて更に興味を持った
…彼氏に内緒でイケナイコトをしようか?
彼氏以上に
鳴かせてあげるから
Fin.