悪魔の背徳な誘惑【TABOO】
祐也は私と別れて…先月・結婚した。







「ジンクスを信じてキスか?」

祐也は私の視線の先を辿った。

キスを交わせば永遠の愛が得られる場所が夕映えの色とステンドグラスの七色を取り込み、踊り場の床に優美な光を落としていた。


「先生には関係ないでしょ!」




「お前…ジンクスを信じる…ピュアな女だったか?」


祐也は意地悪な声で囁く。





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