Black Beast.




















「 口先だけの友達なんていらない。
  もう私に近づかないで 」





保健室で休んだ後、そのまま
帰ってしまおうと玄関に向かった
私が見たのは、私の靴箱に
悪戯をする3人の姿で。






あぁ、もう無茶苦茶だ。と
ヤケになっていた私の口をついて
出た言葉は、3人を突き放す言葉だった。






それを聞いて、悲しそうにするどころか
3人は笑って”そっか”と言ったけど、
その時からもう、地元を離れると決めていたし
そうとなれば学校に行かないわけにも
いかなかった。






結局、ほとんど行かなくなってしまったけど・・・。






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