オレ様専務を24時間 護衛する


けれど何故、嫌いな女性の話題を?

やっぱりこれも護衛に関係があるのかな?

恋人同士の雰囲気を作るのに?


あっ、でも私達……男同士ってワケだし。

あぁ~もう、ややこしいったらありゃしない。

イマイチ、彼の考える事が分からない。



何かを考えている様子で

専務室へと入って行った。


私はすかさず珈琲を淹れ、専務室へ。


「なぁ、松波」

「はい」

「パーティーへ連れて行けそうな女はいるか?」

「はっ?」

「再来週の土曜日に、財界の大物が集まるパーティーがあるんだが…」

「はぁ…」


パーティー?

それも、財界の大物って??

一体、どんなパーティーよ?!

それに、パーティーに連れて行けそうな女って?

……あっ、そうか。

女嫌いの京夜様のお世話をする人って事?

けど、大丈夫なのかしら?


私は考え込んでいると、


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