オレ様専務を24時間 護衛する


私がパニック状態のまま、車は停止した。


目の前には『御影百貨店』


私は放心状態のまま、

社長夫人に手を引かれ、百貨店の中へ。




いつの間にか、

社長夫人が身の回りの一式を揃えてくれた。









そして……。



「希和さん、ここが京夜の自宅よ」

「………は?」



目の前には超高層ビルの建物が。

マンションでは無く、億ション?

私が知っている次元の住まいとはかけ離れ過ぎて

言葉は出ないし、足が動かない。



「希和さん?」

「……は…い」

「行きましょう?」

「……は…い」



社長夫人が腕を絡めて、

何故か楽しそうにズンズン歩く。


私は放心状態で引き摺られてる感じ。


< 17 / 673 >

この作品をシェア

pagetop