オレ様専務を24時間 護衛する
「このジャーマングレーのドレスは、強みのあるお色ですのでシックなデザインが特徴です。華やかなお顔立ちの方でしたら、お似合いかと存じますが…」
「はい!!目鼻立ちがしっかりしているので、凄く似合うと思います」
「左様にございますか。サイズは7号で宜しいのですか?お直しする事も出来ますが…」
「いえ、大丈夫です」
―――――――ダメダメ!!
これ以上、ここに長居するとボロが出そう。
今にも飛びかかって来そうな殺気が
すぐ横から伝わって来る。
恐ろしいほどに緊張が走る。
すると、
!!!!!
?????
………えっ?
京夜………様??
目の前の光景に我が目を疑う。
だって、だって………だって……。
「はい、承知致しました。お衣裳は一式、ご自宅へお届け致します」
「ん、頼む」
今のは、一体?
何が起きたのだろう??