オレ様専務を24時間 護衛する
「サイズ的にはコレくらいかな?」
朱夏はグレーの下着を手渡して来た。
サイズを見ると、『34C』
ん?? コレって、海外サイズ??
「朱夏、ココって、海外ブランド?」
「ん、そうだよ」
………やっぱり、そうなんだぁ。
見慣れないサイズに硬直した私は
手にしている下着をマジマジと見つめた。
「ねぇ、このサイズって、日本サイズだとどれくらいなの?」
「ん?……えっとねぇ、『C75』ってところだけど?」
「シシシシッ、シーのなななっじゅうごぉぉぉお?!」
「ん~」
―――――ありえない。
Cの75だなんて、ある筈ない。
Bだって、辛うじてって感じなのに。
何をどうしたら『C』になるの??
「ちょっと、朱夏。『C』は無いって……」
「えっ?そうかなぁ……私の見立てに間違いないと思うけど?」
「いやいやいやいや、絶対ないって」
「じゃあ、定員さんに見て貰ったらいいよ。私はそれで大丈夫だと思うけど」
朱夏は言葉通り、定員を呼びに。
私は手にしている下着をマジマジと見つめた。
そして……。