オレ様専務を24時間 護衛する


 ♪ ~ ♪ ~ ♪ ~


あっ!! 帰って来た!!

お出迎えをしないと!!

私はすぐさま玄関へ向かった。



すると―――――、


玄関に現れたのは長身の超美形の男。

身長185㎝くらいで、

目鼻立ちがハッキリとしており

少し薄い唇にシャープな顔立ち。

スーツをカチッと着こなし、

スラリと伸びた長い脚。


思わず見惚れてしまうほどのイケメン。


「お帰りなさいませ」


慌てて挨拶すると、


「お前が新しい護衛か?」


鋭い眼差しで見つめられた。


「はい、松波希和と申します」


挨拶を口にすると、

上から下まで値踏みをする様に隈なく見られ、


「…お夕食の準備は整っておりますが、先にご入浴になさいますか?」

「あっ……いや、食事にする」



『食事』…はぁ~助かったぁ。

顔合わせ一発目でマッサージはキツいもん。


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