オレ様専務を24時間 護衛する
急に年齢を訊かれた。
それに武術の事も。
もしかして、怪しまれてる?
はっ?!
もしかして『女』ってバレた?!
長居は無用だ。
私は食事の用意が出来た旨を伝え、部屋を出た。
危ない危ない……近づいちゃ危険。
怪しまれるだけでも危険すぎる。
着替えを済ませた彼が現れた。
カジュアルな服もカッコ良く着こなしている。
はぁ~、こんな人と一緒に暮らすなんて…。
ダイニングテーブルに着いた彼が
私の食事を気遣ってくれた。
もしかして、思ってたほど『オレ様』じゃ無いんじゃない?
『一緒に食え』と言うので、遠慮なく戴く事に。
箸を付けた彼が…
「んッ?!……旨いな」
「ホントですか?!はぁ~良かったぁ~」
美味しいと言ってくれた。
これでとりあえず、食事面はOKね?