オレ様専務を24時間 護衛する


「同じモノでいいか?」

「はい!!」

「ッ!!////」



何でコイツの笑顔に毎回、

ドキドキしなきゃなんねぇんだ?


コイツを見るから可笑しくなるんだ。


俺は黙々とカクテルを作り始めた。



「へぇ~そうやって作るんですね」



興味津々に横から覗き込んで来た。



「ほら、出来たぞ」

「わっ、有難うございます。ササッとお作りになるなんて、カッコいいですね」

「ッ!!////」



だ・か・ら・・・

いちいちコイツの笑顔に反応すんなって。


松波はグラスを持ってリビングへ。



俺は簡単なカクテルセットを持って、リビングへ。

グラスが空になる度にキッチンへ行ってらねぇし。



俺がソファへ腰を下ろすと、

既に松波のグラスは空になっていた。



< 45 / 673 >

この作品をシェア

pagetop