オレ様専務を24時間 護衛する
「同じモノでいいか?」
「はい!!」
「ッ!!////」
何でコイツの笑顔に毎回、
ドキドキしなきゃなんねぇんだ?
コイツを見るから可笑しくなるんだ。
俺は黙々とカクテルを作り始めた。
「へぇ~そうやって作るんですね」
興味津々に横から覗き込んで来た。
「ほら、出来たぞ」
「わっ、有難うございます。ササッとお作りになるなんて、カッコいいですね」
「ッ!!////」
だ・か・ら・・・
いちいちコイツの笑顔に反応すんなって。
松波はグラスを持ってリビングへ。
俺は簡単なカクテルセットを持って、リビングへ。
グラスが空になる度にキッチンへ行ってらねぇし。
俺がソファへ腰を下ろすと、
既に松波のグラスは空になっていた。