オレ様専務を24時間 護衛する


松波は何も無かったかのように

布団を捲り、中へと……。



俺はベッドから下りて、

部屋を出て行こうと立ち上がった



その瞬間―――――!!



「ッん!!!???」



ふわっと身体が宙に浮いたと思ったら

ボスッとベットへ放り込まれ

次の瞬間―――――、


………思考が停止した。





―――――――動かない。


肩から腰に掛けてビクともしない。



松波が俺の身体をがっちりホールドしている。



………マジかよ。


んッ……んー…ん~ッ……。



腰を捻ろうとしてみたり、

脚を踏ん張ってみたり、

必死にバタつかせてみたが…。



―――――――ダメだ。


完全にホールド状態。




しかも―――――、


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