棄てられた女、狂女と化す
時間だけが過ぎていく。

あいつが、会いたくないのは当たり前。

こないのも仕方ない…


まばらに遊んでた子供たちも

家に帰っていった。

もう、そんな時間か。

誰も、いなくなった公園。

冷たい空気が身に染みる。

手袋してるのに、

手の感覚がマヒしそう。

マフラーも意味がないくらい…

今日は寒い。

やっぱり、わたしついてないのかな。


ふと、夜空を見あげる。

空気がすんでキレイな星空。

心が少しだけ、洗われていく。

自然ってすごいなー

同時に、

わたしってちっぽけだな…
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