Eternal Love・・・。
「俺の彼女に手、出さないでくれるかな?」

そこにいたのは冬馬くんだった。

「と・・・うま?」

私は涙で視界がぼやけてた。

「やや!」

冬馬くんは陽介くんを押しのけて私の腕をつかんだ。

「なっ!テメェその手を離せよ!」

「・・・いっただろ?コイツは俺の女だって。」

そういうと冬馬は私の手を引いてその場を離れた。

(タコ公園)

「・・・よかった」

そういうと冬馬は私を強く抱きしめた。

「とう・・・ま・・・ゎ・・私・・・」

「俺、お前があいつにキスされてんの見つけて・・・最初は通り過ぎようと思った。けど・・・通り過ぎれなくて・・・いつの間にかお前を助けてた」

「・・・ごめんね・・・私のこと、助けてくれて有難う。」

私はそっと冬馬から離れた。

「やや・・・?」

「でも・・・もう大丈夫だよ私は、だから、冬馬くんも・・・本当に好きな女の子を作って私に教えてね?応援する・・から」

私の目に溜まってた涙が流れた。

それは暖かくて・・・悲しくて私を泣かせるもの。

「な・・なんで・・・悲しくないのに・・・怖くも何にもなかったのに・・・・何で・・・」

私は何度も自分で涙を拭った。

「やや・・・」

「こないで!」

私は冬馬くんに抱きしめてもらったら・・・もっと涙が止まらなくなっちゃう・・・。

「ごめんね!じゃぁ私かえるね」

そういって私はタコ公園を後にした。
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