メニュー
って感覚、ありませんか? あーだこーだと、理由があって惹かれるというより 体が求める感じ。 指先だったり、 体温だったり、 声の波長だったり、 なんかしっくりくるっていう。 理屈じゃない感じ。 そんな感覚を思い出させてくれる作品でした!
夕暮れの薄暗い図書館を舞台に若い二人が欲望に従順に溺れていく姿がなんとも刺激的です。 その欲望の奥にある背徳とかすかな嫉妬に、刺激的でありながら、切ない余韻の残る終わり方でした。 恋人と居る昼間の顔と、夕暮れの秘密の顔。 その情景と心情をもっと読みたくなる。そんな短編です。