ストーカー風紀委員と可哀想な不良
「おーおっかえりー鳥居」
「今日こそ沢井に掘られたかー?」
友達甲斐なんてまったくない奴らが俺の姿を見つけて一斉に笑う
「おまえらフザケんな!!つぅか掘られてたまっかバカヤロ!」
跳び蹴りかましてやるつもりだった一番体のデカい奴に、あっさり足を捕まれてよろけそうになる
「まーまー。いんじゃねぇの?危ないことはされねんだろ?ちょっとお話するだけで鳥居含めて俺ら三年の停学退学予備群は安全確保されてんだし」
「そーそー、オイシイぐらいだって」
そりゃおまえらはな?!
「もーヤだよ俺~いつかマジで掘られたらどーすんだよー」
慰めのつもりか手渡されたカレーパンにかぶりつきながらぐったりして言うと、再び笑いが起こる
「笑い事じゃねぇつってんのにちくしょ・・・」
だいたい何なんだ。拉致られてはサムイスキンシップとられてお話して、って
何がしたいんだアイツは
パンを食べ終えた頃、チャイムが鳴って昼休みが終わった
「だ―――――ぁ!!俺の昼休み毎日ホモに潰されてやがる!」
「いやキミどうせ5限マトモに出ることの方が少ないんだし関係ないっしょ」
チャイムが鳴って教室に寝に帰る奴半分と、着替えてパチ屋でも冷やかし行くかって奴半分
それぞれ散って俺はなんとなーくどっちもダルくて知り合いの女の子にメールする
クーラー効いた部屋でベッドに寝たかった
「よくまーそんなちっちぇー身体で女抱けるなぁ」
「うっせえよ。身体のデカさは関係ないだろ」
ケータイを覗き込んできた奴を「さっさと行け」と追い払ったあと、すぐ返事が帰ってきた
「ラッキ」
ケータイ閉じて立ち上がった瞬間、俺は正面から何かにぶち当たった
「なにがラッキーですか?」
「げぇっ!!!」
さっき振り切ったはずの沢井が目の前に居て俺の進む道を阻んでた
ぶつかったのは沢井らしい
「おまえ・・・授業はどーしたよ?チャイム鳴ったぞ」
優等生は教室に居なきゃダメだろう、とさっき別の奴にしたように追い払おうとしてみた
「今日こそ沢井に掘られたかー?」
友達甲斐なんてまったくない奴らが俺の姿を見つけて一斉に笑う
「おまえらフザケんな!!つぅか掘られてたまっかバカヤロ!」
跳び蹴りかましてやるつもりだった一番体のデカい奴に、あっさり足を捕まれてよろけそうになる
「まーまー。いんじゃねぇの?危ないことはされねんだろ?ちょっとお話するだけで鳥居含めて俺ら三年の停学退学予備群は安全確保されてんだし」
「そーそー、オイシイぐらいだって」
そりゃおまえらはな?!
「もーヤだよ俺~いつかマジで掘られたらどーすんだよー」
慰めのつもりか手渡されたカレーパンにかぶりつきながらぐったりして言うと、再び笑いが起こる
「笑い事じゃねぇつってんのにちくしょ・・・」
だいたい何なんだ。拉致られてはサムイスキンシップとられてお話して、って
何がしたいんだアイツは
パンを食べ終えた頃、チャイムが鳴って昼休みが終わった
「だ―――――ぁ!!俺の昼休み毎日ホモに潰されてやがる!」
「いやキミどうせ5限マトモに出ることの方が少ないんだし関係ないっしょ」
チャイムが鳴って教室に寝に帰る奴半分と、着替えてパチ屋でも冷やかし行くかって奴半分
それぞれ散って俺はなんとなーくどっちもダルくて知り合いの女の子にメールする
クーラー効いた部屋でベッドに寝たかった
「よくまーそんなちっちぇー身体で女抱けるなぁ」
「うっせえよ。身体のデカさは関係ないだろ」
ケータイを覗き込んできた奴を「さっさと行け」と追い払ったあと、すぐ返事が帰ってきた
「ラッキ」
ケータイ閉じて立ち上がった瞬間、俺は正面から何かにぶち当たった
「なにがラッキーですか?」
「げぇっ!!!」
さっき振り切ったはずの沢井が目の前に居て俺の進む道を阻んでた
ぶつかったのは沢井らしい
「おまえ・・・授業はどーしたよ?チャイム鳴ったぞ」
優等生は教室に居なきゃダメだろう、とさっき別の奴にしたように追い払おうとしてみた