先生達とルームシェア!?



水着に着替えてパーカーを着て、みんなで海まで
きた。


「わぁ、すごい…」

「ふぉー!やっぱここの海は綺麗だな!」


白い砂浜、キラキラと輝く海。
照りつける太陽、独特な雲。

ほんとにすごくきれい!
海が輝いてるの!

砂浜につくとたっくんは、パラソルをたててシートを敷いてそこへ座った。
龍ちゃんも同様座る。


「入らないの?」

「毎年だよ、入ってくれねーんだ!」


パーカーを脱ぎながらいずみんは不満げな声を出す。


「泉みたいに、海ではしゃぐような歳でもないからね」

「俺の方が年上だ!」

「はいはい」


落ち着いた感じのたっくんにムスッとするいずみん。

龍ちゃんは寝転がって、目を瞑っている。


「ま、でも今年からは瑞希がいるからな!」


…え?

今年からって…これからも連れてきてくれるってこと…?

最近は一緒にいるのが普通になってて。
でもいつかは終わりが来るって考えたりもして…


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