先生達とルームシェア!?
第五章
酸っぱい夏祭り
旅行からも帰ってきて、溜まりきった宿題をやっているとき、あたしのケータイが光った。
「メール?誰からだろ…」
メールを開くと、千明からのようだった。
内容は明日の夏祭り桃花と一緒に行かないかっていうお誘いだった。
そんなのもちろんオッケーでしょ!
千明に、行く!と返信をしてあたしは考える。
夏祭りかぁ、楽しみだなあ!
綿菓子に金魚すくい、射的に焼きそば!
へへ、早く明日にならないかなぁー♪
彼氏と夏祭りってのも楽しいだろうけど、女の子
だけでお祭りもきっと楽しい!
まぁまずあたしには彼氏なんていないんだけど。
何着て行こっかなぁ?
浴衣…着たいけど、持ってないし着付けとかわかんないしね…
着付け…たっくんなら出来そう!
たっくんに聞いてみよーっと。
そう思って、自分の部屋からリビングに向かう。