先生達とルームシェア!?



「でもその年におばあちゃんは病気でなくなりました」


和田先生と東城先生は、頷きながら真剣にあたしの話聞いてくれた。


「それからは、親戚の家を転々としていましたが、
親戚のみんなは、疫病神だと言ってあたしを嫌うんです」


あたしがいるといいことが起きないだとか、一緒に住むと家族が亡くなるだとか。
そんなことを言われながら、今日まで静かに暮らしてた。

「それで今日、親戚の子供が木登りしていて、落ちて手を折ったんです。その怪我はあたしのせいだ、とか言われちゃって。」


あたしは、暗くなった空気を戻そうと、笑い話のように話した。
東城先生は凄く悲しそうな顔をして、和田先生は気まずそうに少し俯いた。


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