先生達とルームシェア!?
「あ、あの…ありがとう…ございます」
「おう!ほんまに痛いんやったらおぶってもらったりしぃな。彼氏さんに頼られへんとかあかんねんで?」
彼氏…
やっぱり蒼太は彼氏に見えちゃうんだ。
あたしにはバカな友達にしか思えないし、きっと向こうもそう。
同い年っぽいし、もしかしたら同じ学校とかなのかも。
そうなって、変な噂とか流されちゃ困るよね…
「ちがうんです…彼氏とかそんなんじゃなくてただの友達で!」
「あぁーそうかいな。まぁでもややこいことなるん嫌やしもう行くわ。変な男が話しかけてきても答えたらあかんで、気ぃつけるんやで!じゃーな!」
そういうと手を軽くあげて、どこかへ行った。
なんだったんだろう…?
それに変な男って、十分彼も変な男なんじゃ…?
彼にもらった絆創膏を足に貼った。
うん、痛いけどさっきよりはマシになったかな!