先生達とルームシェア!?
「まぁ、別に言う気なんかこれっぽっちもないけどさ、どうしても泊めてくれへん言うなら…しゃーないな…?」
腕を組んで考えるような素振りを見せる長瀬くんは、チラチラと様子を伺うようにたっくんの方を見てる。
そんな長瀬くんの押しに負けたのか、たっくんが長いため息をついた。
「あぁもうわかったよ、だけどちゃんと両親に連絡入れるんだよ。じゃないとだめだから」
「やったーぃ!ありがとー拓海にぃ!」
長瀬くんは、よし!とガッツポーズをしていた。
そんな長瀬くんを見て、ガクッと肩を落とすのはいずみん。
「おいおいまじかよ…」
「よろしくなー加藤せんせ!」
「おめぇもうそれわざとだろ!」
「うんっ♪」
この上ないほどの極上スマイル。
これにはいずみんもため息をつくのみ。