先生達とルームシェア!?
「い、いずみん…?」
ガチャンと鍵が閉められた音が聞こえた。
「ほんとか?」
「え?」
「拓海っちが好きだって」
あぁ、やっぱりそのことか。
「違うよ、そんなことないよ」
「でも否定しなかったよな?」
「それは…」
たっくんのことは大好きだよ。
でもみんなが思ってるような好きとは違うと思うんだ。
否定しなかったのは、バレないため。
友達を騙す最低なあたし。
それに先生を好きになるなんて、そんなのダメに決まってるしね。
まぁ、まず一緒に住んでるあたりもうそんなことも言えないけど。
「なんで拓海なんだよ…」
「誤解だよ」
「あ?」
目が合ってちょっと怯むけど、でもちゃんと言わなきゃ。