先生達とルームシェア!?
「んー!良い天気!」
暑いくらいの日差しを浴びてグッと伸びをしてみる。
翌日、あたしは学校のベランダでのんびり中。
って言っても、もうすぐ文化祭二日目が始まっちゃうから、もうそろそろ準備を始めなきゃいけないけど。
あ、龍ちゃんだ!
ベランダから下を見下ろしていると、龍ちゃんが歩いてるのを見つけた。
「…こっち見ないかなぁ」
「誰が?」
「わあ!びっくりした!」
ボソッと呟いたと同時に後ろから声がして、あたしは跳び跳ねる。
振り替えると、あたしと同じクラスTシャツを着た蒼太が。
「んで、誰が?」
「だ、誰でもいいでしょ!ほら、教室戻ろ」
教えないことに少し拗ねてた蒼太だけど、背中を押すとすんなり教室に戻っていく。
蒼太に続いて、あたしも教室に戻ると、もう何人かが準備をし始めていてそれを手伝った。