先生達とルームシェア!?
「瑞季ちゃん…辛かったね、我慢してたんだね」
たっくんがヨシヨシと、背中をさすってくれる。
それだけでどれだけ安心するか。
「うぅー…」
「いや、まじでごめんな?俺強く言いすぎた…」
「いずみんは悪くないよぅ…」
いずみんも頭ポンポンしてくれる。
「頑張ろうって…耐えようって…思ってたけど…やっぱりしんどいよぉ…」
「うん、僕が何とかしてあげるからね」
「ううん、いいの。私が何とかしなくちゃ…」
「瑞季ちゃん…」
「だから、たっくんは何もしないで」
決めた。葉月にちゃんと話に行こう。
いつまでもこんなこと続けらんない。
チラッとテーブルの方を見ると、集中したように龍ちゃんは本を読んでた。
ちょっと慰めてほしかったな……なんて思っちゃうなんて私どうしちゃったんだろう。
「とにかく、すぐ頼ってね」
「二人ともありがと!おかげでなんか元気出てきちゃった!」
「よかったよかった、瑞季はやっぱり笑顔が一番だな」
私は強くなるんだから。