先生達とルームシェア!?
「ご飯、作らなきゃ…」
いつもより帰るの遅いからご飯早く炊かなきゃ…
「いい、シャワー浴びておいで」
「でも…」
「早く」
「…ありがとう」
「ん」
有内くんに触れられたとこが気持ち悪くて仕方ない。
早く洗い流したかった。
私はいつもより何倍も念入りに体を洗う。
一人になると涙が止まらなかった。
自分が汚れたみたい。
……苦しい。
お風呂を出ると、龍ちゃんが考え込んだようにソファーに座っていた。
私はその横にチョコンと座る。
その頃には落ち着きも取り戻して震えもなくなっていた。
「何……されたの…」
「え…」
「いや、言いたくないならいいんだ」
珍しく龍ちゃんが切羽詰まったような表情。
私がそうさせてるんだって思ったら苦しくて仕方なかった。