先生達とルームシェア!?
「手首掴まれて…首舐められて、太ももとかいろんなところ触られただけだよ」
「ムカつく…許せねぇ…」
「龍ちゃん…」
助けに来てくれたときもそうだったけど、こんな感情むき出しの龍ちゃん始めてみた。
「俺は、怖くない?」
「うん、龍ちゃんは怖くない」
「俺が、消毒してあげる…」
「え?」
龍ちゃんは、私の腕をこれでもかってくらい優しく優しく掴むと、導かれるようにゆっくり引き寄せられる。
チュッと、手首にキスが落とされる。
「りゅ、龍ちゃん…っ」
伏せられた目が綺麗で、睫毛が長くて一つ一つの動きが色っぽくて見とれた。
「ごめん……」
そう言うと、龍ちゃんは離れていった。
なんで…やめちゃうの…?
私は無意識のうちに龍ちゃんの手を引っ張った。
力なく私を見る龍ちゃん。
「龍ちゃん、全部…全部消毒して…」
私がそう言うと龍ちゃんは少し驚いた顔をしてから優しく微笑んで、眼鏡を外すとそれから優しくキスをしてくれた。
龍ちゃんの匂い…落ち着く。
手首、腕、肩、首、全部ゆっくりゆっくり龍ちゃんは優しいキスを落としていく。
「…あっ…龍ちゃ…っ…くすぐったいよ…」
「大丈夫、そのくすぐったさもすぐ気持ちよくなるよ」
体が火照って、顔が熱くて、何…この感覚…
トロけておかしくなりそう…