先生達とルームシェア!?
もうわかっちゃった?
そう、今はみんなで家事当番を決めてたところ。
決めてたというか…半強制的に決められちゃったけど。
「あ、でも、先生達って帰ってくるのあたしより遅いですよね?」
「そうだね」
「なら、あたしがご飯作って待ってます!」
遅い先生を待ってるだけで、何もしないのは悪い気がする。
それに、疲れてるだろうし…
「でも…僕のすることがなくなるよ」
「あ、じゃあ、拓海っちは土日でいいんじゃねーの?」
「いいの?吉谷さん」
申し訳なさそうにあたしを見る東城先生に、笑顔で頷いた。
「ありがとう。お願いするね」
東城先生はいつもの綺麗な笑顔をあたしに向けた。