先生達とルームシェア!?
でもでも、せっかくくれたんだし飲まないのは悪い気が…
「よし…!」
キャップを外し、覚悟を決めて…
―ゴクッ
あー喉が癒される!
やっぱ間接キスとか関係ないよね!
いずみんに感謝感謝。
「間接キス」
「!?」
急に声がして、振り替えると…
「な、長瀬先生!」
壁にもたれ掛かった長瀬先生があたしを見ていた。
「…龍ちゃんじゃなくなったの」
「あ、龍ちゃん…じゃなくて!いつからそこにいたんですか!」
「敬語」
「あ…」
ふっ、と笑う龍ちゃん。
少しだけ目を細めて、少しだけ口角を上げて。
一瞬だったけど、その龍ちゃんの笑顔があまりにも綺麗で見とれた。