先生達とルームシェア!?
第一章
まさかのルームシェア
「ここ!」
結局ついてきてしまった…
断っても断っても、「じゃあ僕もここにいます」とか言って聞かなくて。
「一軒家なんですね」
大通りから少しはなれたところにある、二階建てのクリーム色の家。
綺麗で新しそうな感じがする。
「あれ?」
そのとき、カーテンからもれる光に気づいた。
先生の家、電気ついてるよね…?
一人暮らしじゃなかったりしちゃう?
もしかして彼女とか!?
あたふたするあたしをみて、東城先生は苦笑いしながら
「とにかく入ろう」
と言って玄関の扉を開けた。