先生達とルームシェア!?
代わりっこ図書委員
次の日の放課後、蒼太に言われるがままに図書室へ行った。
図書室には、勉強をしに来てる人がちらほらいるだけで、シーンと静まり返っていた。
あたしはわけもわからずに、パソコンがある机の前に座った。
有内くんもいないし、何すればいいのかもわからなく、あたしは本を見て回ろうと立ち上がる。
奥に奥に進んで、あたしは気になる本を手に取った。
ペラペラ捲ると、なかなか面白くそこで立ち読みをしてしまうあたし。
「瑞希?」
何分そうしていたかわからない。
そう小さな声で呼ばれるまで、あたしはそこで立ったままだった。
反射的に振り返ったあたしの前に立っていたのは…
「…和田先生?」
そう、いずみんだった。