彼にはナイショ
図書館デート
「試合、頑張ってね!!」
サッカーの練習試合に参加する彼に愛想笑いを向け、私は図書館へ向かう。
「待たせてゴメンね」
「大丈夫。俺も来たばっかり」
静かに本を閉じ、アキラ君は優しい眼差しを向ける。
「チハル、移動しよっか…」
「うん…」
周りに人が居ない場所へと移動した私達は、其処でこっそりキスをする。
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