クールプリンスはあたしの旦那



会場についたら、
あたしたちは新婚夫婦。


颯汰さんの腕にあたしの腕を絡めて中に入っていく。


こんな、大きなパーティー初めて。


すごく緊張するけど、
堂々としていなくちゃ。と思ってついつい腕に力をいれてしまった。


「大丈夫?」


「ちょっと…緊張しているみたいです」


「そっか。今日は敬語はダメだからね」


「うん、わかった」


深呼吸をして、あたしはスイッチを入れた。



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